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E-COM(イーコム)は1997年秋のモーターショウで発表された。東京の公道でも走行する姿を見たことがある。一般の方は現在、メガウェイブで1人200円で試乗することができる。試乗といっても2kmもない。ハンドル切っても方向変わらず、アクセルを踏んでも加速せず、ブレーキ踏んでも減速せず、レバー下げてもウインカー付かず、スイッチ捻ってもライトは消えず、サイド引いても停車しなかった。結局私の言う事を聞いてくれたのはエアコンだけだった。自動運転という未来体験を提供する代わりに、ちゃっかり耐久試験をしているのだろうか。
電気自動車だから無音・無味無臭。しかし静けさゆえに、逆にサスなどエンジン以外の音や動きに神経が行く。しかし、最高15km/hじゃあ何の粗も探せませんナ。走る姿にPU3やSMARTのような芸術性を感じない。これじゃあミニラかモスラの幼虫じゃないか。E-COMは本当に市販を予定しているのだろうか?
以下はトヨタのHPから拾ったE-COMの情報です。全長2,790mm、全幅1,475mm、全高1,605mm、ホイールベース1,800mm。電動FF駆動。バッテリーはニッケル水素電池。航続距離約100km。コラムシフトのためウォークスルーが可能。
2000.10.13 記述