原付二種

 最低限の安全性と最高の経済性を持つ原付二種(50cc超〜125cc以下)の普及は交通事故や環境負荷を減らす、と私は考えています。2015年から2016年にかけて軽自動車税が約1.5倍に値上がりました。増税したいなら、欺瞞燃費を基準に仕立て上げられたエコカー減税を先に辞めるべきです。エコなクルマを減税にするのなら原付一種・二種から税金を取りあげること自体がおかしい。

 2005年の免許改正で二輪車にもAT限定免許ができました。従来より安価に原付二種スクーターを運転できるようになりましたが、まだまだ敷居が高いと考えています。原付一種の運転を1年経験したら小型二輪免許を付与するとかでも個人的には良いと考えています。

 個人的に一番興味のあるジャンルなので、機会があればいろいろ乗ってみたいです。燃費、速度計誤差、距離計誤差などを比較するために今後試乗していく原付二種は私有地と一般公道を合わせた“比較対象区間”を走行していきます。

 近年バイク人口が減り、このクラスで国内販売しているバイクは全て海外生産になってしまいました。最大手のホンダは車種が多く燃費もいいですが国内生産時代より品質が落ちています。二番手のヤマハは3輪を出したように顧客層の開拓に挑んでいるようです。MT車のみを販売するカワサキと実用スクーターのみを販売するスズキはイマイチ元気がありません。これら4社にないデザインや運動性能またはコスパを求めると海外メーカーを選ぶことになります。

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