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ミニカーは、道路運送車両法でいうところの原動機付四輪自転車です。かつては原付免許で運転できましたが、道路交通法の改正により、現在は普通自動車免許が必要です。
総排気量＝50cc、定格出力＝0.6ｋｗ、乗車定員＝１人、全長＝2.5ｍ、全幅＝1.3ｍ、全高＝2.0ｍという規格制限により、走行性能／安全性／実用性も制限されています。一時は絶滅寸前でしたが、トヨタ車体（旧称アラコ）、竹岡などが生産を続けています。
もしも日本が本気でＣＯ２の削減を目指すなら、ミニカー規格を充実させるべきだと思います。排気量は1人乗りなら最低でも125cc、2人乗りなら250ccくらい欲しいところです。
ついでに車輪の数と配置によって車両・免許を区別するやり方を変え、車両の自立安定性の有無で必要運転免許を区別し、車体の大小または排気量もしくは定格出力の大小で適用される保安基準を区別することで、2輪と4輪の垣根を取り払い、実用的・経済的、そして楽しいコミューターの開発を促せればと思います。
恐ろしいことに、ミニカーの乗車定員を増やすなどの規格変更を行う代わりに、軽自動車を小型車と同じ税金にしてしまう構想があるようですが、日本終了も目前ですね。